UXエンジニアになりたい人のブログ

エッチだってしたのにふざけんなよ!

Withings Activitéを1週間ほど使った感想など

前から欲しかった活動量計付きアナログ腕時計「Withings Activite」の日本正規代理店版が流通し始めたので速攻で購入しました。正式なレビューとかはいろんなところに出ると思うので、主観的な感想(特に今まで常用してたgarmin vivofitとの違いなど)をメインに書いてきます。

どうでもいいけど、Activitéって正確に表記するかActiviteって表記するか迷いますねえ。

 

開封

箱どーん

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Swiss Madeを強調。腕時計に詳しくないのでSwiss Madeにあまりときめかない件

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なかみどーん。いいですねえコレ

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これですよこれ、この時計はデザインに惚れ込んで日本で発売されたら速攻買うつもりでいたのでもう満足です。

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裏面。技適マークもあるでよ。

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FRENCH CALFを強調しているが、やはりFRENCH CALFにもそこまでときめかないw

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 着用

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着用2。スーツにも全然あいそう。

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この皮ベルトいいですよね。かわいくないですか?

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ちなみに、スポーツ・水泳用に交換用のラバーバンドが付属してます。工具無しで交換できるよう細工されてるんだけど、、、、これはちょっとイマイチかな。ふにゃふにゃ質感。

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なお、公式サイトには以下のように、2015/5に交換リストバンドが発売されるとありますのでそれを楽しみにしようと思います。まあ今のところ皮ベルトだけでOKだけど。

Additional wristbands will be available in May of 2015 to allow you to customize your Withings Activité according to your mood. These will be sold separately as a set.

When will additional wristbands be available? – Withings

 

 

 

セットアップ

セットアップはとても簡単。iPhoneアプリ立ち上げればあとは 画面の指示に従って操作するだけ。

Health Mate by Withings - 歩数トラッカーとフィットネスコーチ

Health Mate by Withings - 歩数トラッカーとフィットネスコーチ

  • WiThings, S.A.S.
  • ヘルスケア/フィットネス
  • 無料

 

商品を選ぶ。WIthingsはActivitéの他にもいろんな商品を出していて、全部同じアプリで管理できる。

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確認画面

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リセットボタンを押す。これでペアリングモードになるっぽい。ちなみに、リセットボタン押すのと電池交換で裏蓋開ける用になんか丸くておしゃれな工具が付属する。

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Bluetoothで検出される。こいつをスマートウォッチと呼べるかは微妙だけど、スマートウォッチと公称しております。

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どっからどう見てもアナログ時計なのにアップデートが始まるこの違和感

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時針・分針のゼロ位置合わせ。これ、iPhone上で指を動かすと連動して時計の針が動くんです!!なんという未来感!!

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そしてセットアップが終わると、スススーっと時針と分針が動いて時刻が合わさる!すごい!

この時計は見た目はアナログだけど、スマホと連動することが前提なので、時刻も適当なタイミングで同期されてるようです。バイブアラームも設定可能で、その設定もスマホアプリから行います。だから本体にはリューズもボタンもありません。とてもシンプルです。

 

シンプルでスマートですけど、ちょっと物足りないですよね。そんな時は、ウォッチフェイスをダブルタップしてみましょう。どうなるかは以下の動画を御覧ください、、

 

 

ね?これすごくないですか?

機能を文字で説明すると、単にアラーム時間を表示してるだけなんですけどw でもこの隠されたスマートウォッチ感みたいの、いいですねえ。

ちなみにこのダブルタップはすごい感度悪いです。タッチパネルではなく、振動を拾ってるだけだかららしい。ガラス面じゃなくて横面を叩いたほうが反応が良い。

あと、そういえば、時計が1分ずれてます。必ず1分先になる。この時計は秒針がないので繰り上げて表示してるんだと思ってるけど、どうなんですかね。

 

活動量計としての使い勝手

歩数と睡眠を計測してくれます。一応、ウォッチフェイス上でも小さい針で目標に対する達成度合いは見えますが、詳細な状況はアプリで見ます。こんな感じ。

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まあ普通ですね。1時間ごとの歩数と、睡眠はいわゆる浅い眠り深い眠りを色別で分けて見せてくれます。とくに睡眠モード等にする必要はなく、自動的に判別してくれるのは寝落ち派にはとても嬉しい。なお、Withingsの体重計を持っていれば、毎日の体重もあわせてアプリで見れるようになります。

同期は適当なタイミングで自動で行われてるっぽいです。アプリ開いたときはそのタイミングでウォッチを探して同期されます。特別な同期のための手順はいりません。このへん、他の活動量計がボタンの長押しとかの一手間が必要なことと比べてらくちんらくちん。

ただし(おそらく電池を抑えるため)そこまで頻繁に自動同期されている訳ではないので、だいたいアプリ起動時に割と長め(20秒くらい)の同期フェーズが走ります。頻繁にアプリで状況を確認したい人には若干ストレスかもしれません。

 

ジョギングに使ってみる

せっかくなので、いままで常用してたgarmin vivofitと、このWithings Activité(両方ともGPSなしの活動量計)を両方腕につけてジョギングしてみました。深夜0:05から5kmを30分ほどで。5kmとか30分とかはGPSで距離を補足するNike Runningアプリを使いましたので割と正確な数字かと思います。

 

注目の結果は・・・・

こちらがgarmin vivofit

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こちらがWithings Activité

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Activitéの3つめの0.6kmはクールダウンの歩きです。なぜか前半0.8kmがウォーキングと認識されましたが、0.8+4.4で5.2kmなので、両者とも概ね実距離5kmと合ってますね。まあどちらにしろ正確さをもとめるならGPSつきのランニングウォッチがいいのではないかと思います。

でもぶっちゃけちゃうと、活動量計の正確性なんてわりとどうでもいいんですよね。周りでスマート活動量計みたいの買った人、全然見返さないって人ばっかりだから。

 

5/6追記

睡眠を自動で判別してくれると書きましたが、その判定の基準が甘いのか、寝起きでベッドでゴロゴロネットをみてる時間も睡眠と判断されます。下記画像参照してください。朝9時くらい(右から1/3くらいのオレンジバー)までが睡眠で、そのあとは目覚めてベッドでゴロゴロしてたのですが、その時間も「浅い眠り」と判断されて記録上は13時まで寝てた事になってます。

そんなわけで、ぐうたらの休みの日は睡眠過多になってしまう傾向があります。アップデートで精度を上げるかどうにかして欲しいところ。

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また、別の日の5kmランニングの結果は以下。表示上は6.5kmと実距離に比べてかなり多めになってしまってます。0.5kmと表示されているクールダウンのウォーキングは実距離0.5km弱なので、こっちはまあまあの精度のよう。条件によってブレが大きいようです。

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まとめ

それで、結局この商品は買いなのかどうか。間違いなく買いです!

活動量計としての性能がそこまで高いわけではありませんが、それでも買いです!

まずいいところは電池が持つこと(ボタン電池で8ケ月以上) です。上でもちょっと買いたし、vivofitのときにも書いたけど、活動量計なんてどうせ最初だけでほとんど見なくなるんですよ。だから、毎日充電なんて煩わしいことがなくて、時計としていろんなTPOに対応できて、つまり無意識的につけていられるってことが重要なんだとおもうのです。

その点こいつは時計としての質感は全く文句ない。スーツに合う初めての活動量計といっていい。このことだけをとっても本当におすすめだと思います。

 

あとは、これは完全に個人的主観バリバリですが、販売元のWithingsって会社が好きなんです。このActivitéも本当に“マニュアル不要”な製品を実現できてるし、セットアップの流れも無駄がなく迷うところもない。付属ツールまで美しくデザインされて、妥協がない。これって簡単なようで難しいことです。

ダブルタップでのあのアラームの針がぐるぐるする挙動とか、かなりワクワク感を演出しているとこもこだわりを感じる。だってよくよく考えてみればアラーム時刻なんてスマホで見れりゃ実用には足るわけじゃん?それを振動センサーと針を動かすギミックまで導入して「わざわざ」実現してるんです。ワクワク感の演出のためだけに。これね、こういうことする会社、好きだなあと思うし、そういう会社の作る製品は信頼して良いのではないかと思います。

 

ということで「時計として普通だから」「発売元が好きだから」などと一般的なデジタルガジェットの購入動機とはかけ離れた理由をあげてはいますが、オススメできる製品ではあると思います。

まあ、欠点をあげるとすればお値段かな。なんともいいがたい値段であることは間違いないです、、、w

あわせてよみたい

メッシュバンドいい!

 

ちゃんとしてるレビュー

 

お役御免になったvivofitの記事

 

後日談1

 

後日談2