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「支持政党なし」が犯した2つの戦略ミス

支持政党なし、結局議席取れるんですかね。比例票は特に遅くまで確定しないので、なかなか大変かと思います。

ともあれ、今回の選挙で支持政党なし党は大きな戦略ミスを犯したと思っているので、それについて書いていきます。

 

非拘束名簿式比例代表に立候補した

まあ、これやね。

http://xn--68jubz91pp0oypc1c.com/top/menu-1s.jpg

via 支持政党なし

このバナー見てちょっと勘違いしちゃったんだけど。 

 

こんな事言ったけども、これ言った時は投票用紙のところが

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だと思ってたんですね。これは行けるだろ、と。普通に「新しい"公的な棄権"的な選択肢」ができたと勘違いするひと出てくるだろ、と。

 

で、実際に選挙いって、投票用紙のところ見たら

f:id:uxlayman:20160710203948p:plain

こうなってた。

 

オワタ\(^o^)/

 

まあ参議院比例代表は非拘束名簿(政党名でも候補者個人名どちらを書いても良い)だから、こうなるのは最初からわかってたとは思うんですが、でもこう書いてあったら、よっぽど勘が悪くない限り「支持政党なし」が「棄権の別名」ではなくて、政党の名前だってわかっちゃうよね。

 

当人たちはもちろん否定するだろうけど、この政党が「勘違い票」も狙ってることは明らかで、その戦略は非拘束名簿方式と相性がとても悪い。

 

 

東京選挙区に4人立候補

比例代表が分が悪いことは(わたしは勘違いしてたが)当人たちははじめからわかっていただろう。一方で、この政党の理念そのものを支持するという人も少なからず存在する。かくいうわたしも支持者とまでは行かないが、そこまで嫌いでもない。


そういう人たちにとっては比例、選挙区ともに「支持政党なし」に投票したいところではある。

http://swinginthinkin.com/wp-content/uploads/160627_saninsen_senkyo_poster_2016_shijiseitounashi-700x700.jpg

via 支持政党なし、選挙ポスターのデザインがひどい! 伝え方が悪すぎて理解ができず、猛暑の中イライラする…… | SwinginThinkin

 

そもそも、この政党は議員個人は単なる使者なので、個人名に全く意味が無い。だから、選挙ポスターに候補者名がないことも納得できる。支持者は「誰でもいいから支持なし党に」というモチベーションで投票に行く。

 

がしかし、実際には東京には候補者が4人もいて、誰に入れていいのかわからない状態になってしまう。公式サイトの「選挙情報」ページにも、候補者は誰が最優先なのかの情報がない。地区ごとに候補者が分散しているが、まさか地区ごとに支持者の票を分散させて4人全員当選するつもりだったわけでもあるまい*1

 

このような政策を掲げる以上、当然選挙区ごとに候補者は1人にすべきだし、擁立は当選人数が複数人の「棚ぼたが狙えそうな」選挙区に送るべきである。東京なんかははじめから6議席のうち4議席がほぼ確定で、残り2議席は混戦というまさに“ワンチャン狙える”選挙区であったのに、自らそのチャンスを潰したように見える。

 

 

この政党については、よく「本気で政治をやる気があるのか、それとも道楽とかパフォーマンスの類のものなのか」という話が議論に上がる。

選挙ハックがしたいならせっかくの素敵な党名を活かすべく、非拘束名簿方式は避けるべきだし、本気で理念を実現したいのであれば、選挙区重複立候補のような凡ミスを犯すべきではない。

今回の選挙戦ではそういう単純な戦略をミスってるように見えて、その結果「道楽でなにも考えずにやってるうさんくさいやつ」という印象を与えてしまったのが最大の戦略ミスであるのではないかと思う。

 

*1:ちなみに選挙区で党名書いたらどうなるの?ぐぐってみたところ無効票という説が濃厚だけど