UXエンジニアになりたい人のブログ

エッチだってしたのにふざけんなよ!

エレベーターのひらくボタンの場所決定版

だいぶ乗り遅れてますが、わかりやすい「エレベーターの開閉ボタン」ってどんなんだろうね?の話。

 

 ひらくボタンが、エレベーターの扉の合わせ目のとこにあればいいとおもうんです。

 わかります?図にするとこんな感じ。

 

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  • 閉まりそうな扉を開けるとき、「あ、開けなくちゃ」と無意識に扉に手を伸ばすと、そこに開けるボタンがある(直感的)
  • 扉が閉まるのを防ぐために扉を抑える(=ボタンを押す)。目的と行動の関係が明快
  • (特に乗ろうとしている人に対して)あなたのために扉を開けて待っていますというのが伝わる(下図)

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    全くいいことづくしじゃないですか?

    とっさに「開けなくちゃ」と思うとき、開ける対象とは違うところに、真逆のボタンが並んでるから混乱するんです。開ける対象にボタンが付いてればだれも迷わない。

    また「あいつ、わざわざ開けて待っててあげてるのに気づいてない」ってイライラした経験は誰しもあるとおもいますが、これもうまいこと解決できます。

     

    あと、すごい細かい話ですが、「ひらく」ボタンは正確には「ひらく」ボタンじゃないんです。「閉まりかかってる扉をひらく」ボタンなんです。当然、扉が閉まりきって、かごが移動してる時はひらかない。「ひらく」と書いてるボタンをおしてるのにドアがひらかず、その理由が利用者にフィードバックされない。悪いUIです(誰も気にしたことはないと思いますがw)

    この例にすれば、扉がぴったり閉まっている時にはひらくボタンを押すことはできないので、上記の制約も物理的に表現できることになります。

    もともと、扉の合わせ目の部分にはセンサー的なものが配置されてるので、(電気配線とかの)実現性も問題なし!まさに最高すぎる案だと自画自賛します。

     

    まあ、万が一「『ひらく』を押してるのにドアが閉まってかごが動き出しちゃった」みたいな事故が発生したときに、重大な結果を招く可能性が高くなるので絶対採用されないとは思いますがw